寿命が縮まった日

夏時間から冬時間に以降してから、劇的に寒くなってしまいましたよ。
おかげで風邪引いてしまいますた。
幸い急ぎの仕事は入っていないので、ゆっくりオヤツ食べながら静養してます。
でも鼻水すごくて味がよくわからない~。(それでも食べるけど・笑)


さて本題。

いつものように平和に一日が始まったなると家だったのですが、
一本の電話が私たちを不安の渦に巻きこんだ。

焦った顔しで電話をかかえ、私の部屋に来たイチロー。


「ちび太のオーナーらしき人からの電話なんだ」


えええっ!

ちび太をレスキューしてから3週間が経ち、うちの子に決定して気が緩んでいた時にこの電話。
2人とも頭の中が真っ白ですとも。

「でもね、なんか変なんだよ」と、イチロー。

詳しく電話の内容を聞いてみると…


女性「もしもし、スーパーマーケットで広告見たんだけど、あの子猫はもう誰かにピック・アップされた?」
イチロー「いいえ。誰からも連絡ないのでうちで引き取ろうと思っているけど」
女性「そんなの泥棒じゃない!あの子猫は私のです」

びっくりしたイチロー。そりゃそうだ。

「君の家はどこなのじゃ?」
「ニューブライトン」
「君が本当のオーナーだって確認したいんだけど、子猫の性別は?」
「オス」
「じゃあ、子猫の首輪の色は?」
「……」
「…子猫は私の娘の部屋で飼っていたから、わからないわ」
「ワイフと話してみるからちょっと待ってて下さい」

そしてイチローは私の部屋に来たのでした。
彼女との電話がまだつながっているっていうことなので、
なんで3週間も捜索せずにほっておいたのか、とか
ちび太の写真はあるのか、とか確認してってイチローにお願いする。

でも電話はすでに切れていました。

この会話での彼女、ちょっと変だべ。

疑惑1・子猫は誰かにピック・アップされたか?という会話の出だし。
自分の子猫を探してるんだったら、こんな風に聞くかな?
自分の猫だという確証が曖昧だからか?

疑惑2・家がニュー・ブライトン
ニュー・ブライトンってうちから車で約20分位離れた場所なんだす。
モーター・ウェイやら他の大きな道路を越えて子猫が歩ける距離なのか…
不可能じゃないかもしれないけど、
ちび太がうちに来た時、彼は全然汚れてなかった。
液状化で泥っぽい道を長距離歩いてきたとは信じがたい。
顔にも悲壮感は出てなくて、だからうちらはご近所さんの飼い猫だと始め思ったんだよね。

疑惑3・娘の猫だから首輪の色がわからない
そんな事ってあるのかなー。
本当だとしたら、この人は猫好きじゃないってこと確実。

疑惑4・イチロー曰く、この女性の声は12歳くらいの子供の声だった。
うーん、これはイチローのみぞ知る。


2人とも頭真っ白だったけど、私は一生懸命考えた。
一番引っかかっているのは、3週間経っても捜索の跡がみられない。
愛猫がいなくなって3週間も行動しないのってどうなのよ。

オーナーさんに捜索出来なかったどうしようもない理由(例えば地震で怪我して入院してた、とか)があったら
納得ですが、無責任な理由だったら嫌だな。
ちび太が幸せでいられる事が、一番重要だす。
だからオーナーさんがいい加減な人だったら、渡せないよ。
なのでイチローと「とにかく又電話がかかってきたら、そこんとこを確認しよう」と決めました。


その途端、又電話。
2人の間に緊張が走る

「もしもし」
「あー、子猫の広告みたんですけど」
「あなた、さっき電話くれた方ですか?」
「いいえ、違います」 (しかし声が一緒・イチロー談)
「なぜ3週間も捜索しなかったの?」
「うちにはPCがないから」
「子猫の首輪の色は?」
「…ピンク」 (不正解です)
「首輪には何か付いていましたか?」
「!…首輪はお父さんが買って付けたから…」
「でも君の猫ならわかるでしょ、何か付いてた?」
「首輪はお父さんが…」

ブツッ!ッツーッツーッツーッツー…
電話、切られた。


どうやらこの女の子、広告を見てかわいい子猫を引き取りたかっただけだったみたいっす。
彼女が仮に本物のオーナーだったとしたら、後でお父さんでも電話してくるはずだし(その後電話ナシ)、
自分の猫の首輪の色も鈴の音も覚えていないようじゃ、子猫を愛してたとは言えないぜ、ベイベー。

PCがなくて捜索できなかったというのも納得イカン。
SPCA(動物愛護協会)に電話さえすれば、彼らがネットに広告を載せるお手伝いをしてくれるはず。
現にSPCA推奨の迷子サイトには、PCもってない人からの広告がたくさん載っているもん。
私は定期的に広告チェックしてたけど、ちび太らしき子猫を探してる広告はなかったぞ。


この電話が私の寿命をどんなに縮めたか。


その後私はまたまた考えた。
ちび太が迷子だった以上、オーナーは絶対に存在するのです。
首輪付けてたし。トイレの躾も出来てたし。
モラル的には、相手がどんなオーナーであるにせよ、所有者であったオーナーさんに
ちび太をお返しするのが本当なのでしょうな。


私達はちび太とお別れ出来るのか?


私達は動物のレスキュー隊ではないし、里親探しのボランティアをしてるわけでもない。
いつか現れるかもしれないオーナーを待つために、心に一線を引いてちび太と暮らすなんて今更不可能だす。
そして愛情を感じてしまったからには、ちび太を絶対幸せにしてくれる相手じゃないと
エゴかもしれないが、やっぱり渡せない。

SPCAだって、一定期間オーナーが現れるのを待って
その期間が過ぎると里親探しを始めるんだから、
私たちだって同じでいいでしょう。
3週間が短すぎるのか充分な期間なのかは、私たちが公共機関でない以上私たちが決めていいハズ。

次に誰かから電話がかかってきたらば

「子猫は里子に出しました」

と、伝える事にしました。

そして速攻でスーパーマーケットに行き、最後のフライヤーを引き取ってきたのである。
モラル的には不正解でも、ちび太を幸せにする事は約束できるぞ!オーナーさん。


cats
仲良しな兄貴もいるしね♪
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Comment

うんうん、正解o(;△;)o

ちゃんとしたオーナーなら返すべきだと思うけど、もう十分なるとちゃんも家族の一員として育ててた訳だし、寿命が縮まりそうだってわかるわー
ちび太が話せたら、「ここにいたい!」って言うよ、きっと。

naonyanさん
ありがとう~。
ちび太がうちを選んだのも何かの縁なんだから
むちゃくちゃかわいがっちゃるつもりだよ。
もう正式にうちの子だべさ~。
  • 2011-04-09│15:50 |
  • なると URL│
  • [edit]
(涙)(涙)(涙)(号泣)
  • 2011-04-09│19:18 |
  • aya URL│
  • [edit]
ayaちゃん
又だっこしにおいで~。
  • 2011-04-10│10:19 |
  • なると URL│
  • [edit]
ひょえ~~~!
それは大変な一日だったね。
確かに3週間心配で眠れなかったオーナーだったら話は別だけど、今となってはなると家の子よ。ちび太の幸せが一番。
寿命が短かくなった分、猫族にいっぱい癒してもらってね~。
  • 2011-04-15│15:49 |
  • country life URL
  • [edit]
country lifeちゃん
ちび太は日に日に良い子になっているよ。
スーパー・フレンドリーで、誰の膝にでも乗っちゃうぞ。
らぶり~v-238
  • 2011-04-16│10:21 |
  • なると URL│
  • [edit]

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プロフィール

なると

Author:なると
NZのクライストチャーチで
イチローことキウイの夫と猫4匹と暮らす、吹きガラス作家。
アントニオ猪木氏が心の師匠~。

(写真や文章の無断転記は絶対にご遠慮ください。又、商業目的や不適切と私が判断したコメントは削除いたしますのでご了承下さい)

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